◆日本初の”製靴会社”・・・どこかご存知ですか?◆
「伊勢勝造靴場」(いせかつぞうかじょう)この名前を聞いてピンとくる方は相当の靴の歴史マニアであることは間違いありません!この会社、今はあの有名なブランドです!
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出典:https://www.regal.jp/collection/mens/regal_basicline/
靴といえばヨーロッパやアメリカなど海外ブランドの人気が高く、有名どころでパッと思いつくのは海外ブランドが多いと思います。
しかし、もちろん日本にも有名どころはたくさんあります!
そこで日本初の製靴(せいか)会社のお話を。
今のブランド名が出てくるまでにわかった方はかなり靴が好きなんでしょうね。
では…以下その”とある有名ブランド”の歴史をまずはチェック↓↓
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日本で初めての靴製造メーカーが登場↓↓
1870年:日本で初めての製靴会社「伊勢勝造靴場」開業
当時軍用の靴が日本になく、海外より輸入をしていた様子。がしかし、どれ一つとして日本人の足に合うものはなく、軍の人間が商人に靴の生産を命じた事により発足をしたという、、
1902年:「日本製靴」に改称
一方、こちらは同時期のとあるアメリカの靴製造メーカー↓↓
1880年:「L.C.ブリス&カンパニー」設立
1902年:「〇〇〇〇・シューカンパニー」に改称
1954年:その「〇〇〇〇シューカンパニー」は米「ブラウン社」と合併
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もったいぶって伏字にしています(笑)
ピンときた方もいるのでは?
その後の、1961年↓↓
1961年:日本最古のシューメーカーの系譜を継ぐ「日本製靴」と ブラウン社と合併をした「リーガル・シューカンパニー」が技術導入契約の業務提携をしたことで現在の『リーガル』になりました!
出典:https://blogs.yahoo.co.jp/kuramakaidou_nikenjyaya/11350505.html
そうなんです!
日本最古の系譜を継いでいるのは『リーガル』だったのです!!
当時の日本ではアイビーブームがあり、ヴァンジャケットとコラボレーションしたローファーやウィングチップが大流行、
(ちなみに「ヴァンジャケット」とは”アイビーファッション”を打ち出していたブランドで、1960年代からファッションの最先端と言われ、特に「みゆき族」の間に大流行を巻き起こしました。)
1971年にはサドルシューズが誕生して、これは今もなお同じ仕様、同じ木型で生産され続けています。
2002年には時代の流れでブランドの再構築を行いましたが、オリジナルのラインナップは昔と変わらずに継続しているものも多いです。
日本の靴を語る上では『リーガル』はなくてはならないブランドです!
海外のブランドも素敵ですが日本のブランドも歴史があり、背景を知ると履いてみたくなりますね!